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世界がわかる宗教社会学入門
橋爪大三郎
2001
★★★★

 最近、ちくまから文庫化されたようだ。オレは妻の蔵書を拝借して勉強。
 小室博士の『日本人のための宗教原論』がベースと思う。非常に面白いが、宗教の概論はそろそろ終わりにしたい。
 


式の前日
穂積
2012
★★★

 漫画です。全ての短編に律儀に"オチ"を付けるあたり、"オチなし症候群"と命名したくなる。
 もちろんつまらないわけではないし、人気があるのもわかる。疲れたOLにうってつけの一冊。
 
  

若松孝二全発言
2010
若松孝二
★★★★

 「俺とパレスチナ」、「談」など非常に内容の濃いエッセイが凝縮された一冊。
 権力や体制に反抗すること。善し悪しじゃあない、とにかく反抗することが最優先。そんな彼の人間性がよくわかる。彼の映画を深く知る手助けにも。
 
  

幼少の帝国〜成熟を拒否する日本人〜
阿部和重
2012
★★

 昭和天皇とマッカーサーの「あの写真」を手がかかりに、「小ささ=善」として高度成長期を語る発想は非常に面白かった。ただ、震災レポートを挟んでからは、書物としての一貫性がなくなり、その意味では失敗作だと思う(一貫性がないのがダメだというわけではないが)。個人的には好きな小説家だし、まだ若いんだから書きたいことを書けばいい。と思う。
 
  

coffee and cigarettes
やまだないと
2005
★★★★

 阿佐ヶ谷をぶらぶらしていて、古書店「コンコ堂」にて購入。それはどうでもいいのだけれど、「気分転換に漫画でも読もうか」という脱力感溢れる日曜の午後に最適の一冊。センチメンタルなわけじゃあない。小さいながらも希望を持って生きる、ということが至極正常なことだと思い出した。
 
  

まんが パレスチナ問題
山井教雄
2005
★★★★

 最近、この手の本をバカにしなくなった。
 "まんが"とあるが、挿絵が豊富なだけで内容は一般的な新書レベルの分量となっている。日本人にとってイスラエルやパレスチナ、アラブ諸国は遠い国だし、ニュースを見ていても何がどうなっているのか全く頭に入らない人は多いと思う。そこで、本書が恰好の教科書になる。
 もともとは、オレの読む本の作者でユダヤ人が圧倒的に多いことに気づいたことから始まった。ユダヤ人とは「ユダヤ教徒とユダヤ人を母に持つ人」のことのだが、例えば最近少しずつ読んでいるヴィトゲンシュタインがそうだ。もう少し深く知りたいので、別の本も読んでみようと思う。
 
  

「日本人」原論
山本七平
1980
★★★★

 本書は『「あたりまえ」の研究 第1章"指導者の条件"』の再刊である。そんなことも知らずに宮台氏のまえがきに釣られてつい購入してしまった。
 内容的には非常に面白いのだが、パッケージを変えただけの、原著を半分以上カットした割高な単行本をわざわざ買う必要はないと思う。amazonレビューにも書いてありました(笑)。
 
  

至高の日本ジャズ全史
相倉久人
2012
★★★

 相倉先生はいまだにご存命で、元気に活躍しておられる。日本におけるジャズ批評の生き字引である。
 先生が己の目で見て耳で聴いてきたジャズの生きた歴史。椅子に座してレコードを聴いているだけでは決して書けない内容となっている。ただし、「全史」とあるが1970年代で止まっている。その辺りは新書ならではのご愛嬌。
 副島輝人の『日本フリージャズ史』をカバーする上で貴重な文献。かどうかはわかりませんが入門書として良著。
 
  

はじめての言語ゲーム
橋爪大三郎
2009
★★★★

 『論理哲学論考』を挫折したすべての人に捧げたい。
 橋爪氏の著作を読むと、小室直樹の著作を読んでいるような感覚になる。ヴィトゲンシュタインと整数論/集合論からはじまって、アーレント、ハート、ベケット、果ては本居宣長から世界宗教までとりあげて「言語ゲーム」を幅広く論じている。面白い。
 


introducing philosophy
dave robinson
2007
★★★

 出張の往復電車で気軽に読める本。
 ほとんどビジュアルブックだし、手引書として置いておいてもよい。